「焼き鳥」と呼ばれていても、実際には鳥でない物も多いのです。
ご存知の方にとっては何のことはない話でも、嘗て私はビックリしました。
例えば「シロ」、人気が高いですよね。
これは、豚の小腸・大腸の部位です。
高度な脂身とコリコリ・シコシコした歯ごたえで噛めば噛むほどうまみが増します。
「カシラ」、これは大工の棟梁…ではなく、豚の頭の部分。
ゼラチン質を多く含み独特の食感とうまみがあり、脂身も少なくヘルシーでっせ。
「(豚)バラ」とは、カルビのこと。
あばらの周りの肉の部分の塊とねぎを交互に串に刺したものは絶品だぜ。
その他、「牛ハラミ」やら「イカ」「エビ」「タコ」「椎茸」「ししとう」「銀杏」
「厚揚げ」「ホタテ」「シシャモ」など、なんでもありだ。
そしてビールからイモ焼酎までが、一般的なコースでございます。
「打ち合わせ、お疲れ様でございます」
4人で酒席を共にすれば、気心も知れます。
好いですね、そして博多の街は、山笠飾りで賑わっていました。
翌日、福岡・佐賀・大分・長崎から受講生が集まってくださいました。
本日から二日間、頑張りましょう!
私は幕張以外の全科目、O氏はその幕張担当。
私のことより、もう一人のO講師が大忙しでしょう。
たった一人でこの人数だもんね。
(実は先日、柄にもなく幕を教えてきました…やれば出来るもんです)
遠くの人、顔見えないもんね。
しかし、なんだかんだで終わるもんです。
お疲れさまでした。
この日は各自が自由行動。
しかし私は、O氏らと共にまず水炊きを食べに行きました。
華味鳥…スープが何ともいえず美味いです。
鳥は全て自分の店で飼っているらしいです。
勿論、リスク管理もあって養鶏所は他県も含め広範囲にわたっております。
私は小さい頃、よく折尾の駅前の店で水炊きを食べたのですが、
当時はこんなに上品ではなかった…ような気がしています。
同じようにゴマサバの茶漬けも簡単には食べれなくなりました。
それなりに貴重なんですね。
そして、酔った勢いでホンのちょっとだけ、もう一分くらいだけ、
こんな店に行って社会勉強してみました。
はい、社会が分かりました。(嘘)
あれ、道に迷って歩いているうちに、中州にいました。(大嘘)
偶然とは恐ろしいですね。
一幸舎の中州店でもラーメンを食いますが、この日は圧倒的な威圧感のお店。
誰もが知る「一蘭」へ…実は、あんまり好きではない店なのですが、
ラーメン屋さんで12階建のビルって、凄くない!
非常識だよね…だから入りました。
まあ中は普通なんだけど、下の写真を見てください。
異様です。
二日目は、私だけでなく皆さんもお疲れの様子。
それでも気を緩めることなく、鬼と言われようが講座が止まることはありません。
ところで、鬼は虎柄パンツに牛の角。
鬼門が「丑寅(うしとら)」の方角だから当たり前。
また「鬼」という文字は「かみ」とも読むんですよ。
私は、後者にしてください。
という訳で、容赦なく講座は進み、やがて終わるのでした。
皆様、大変お疲れ様でございました。
明後日から、秋田、岩手、山形と、ずぶんは東北を回ります。