九州から帰宅した翌日「こまち」に乗る。
因みに「スーパーこまち」は五百円高い。(何のこっちゃ)
盛岡までは以外と早いのだが、そこから秋田までは近いようで遠いのだ。
厳密にいうと、秋田新幹線というのは新幹線ではない。
少しイライラする1時間40分。
漸く到着した秋田の駅には、竿灯祭りのレプリカが飾られ、
夏本番が近いことを知らせてくれる。
やはり涼しい、まだ梅雨も空けていないそうだ。
秋田の駅では何故か中華を食べた、これが思いの他、美味しかった。
まさか今日、夜の打ち合わせで中華に入るとは思わなかったが…ホント、タイミング悪。
昨年、イギリス・フランス視察旅行でご一緒した懐かしい仲間との再会…
その頃のように存分に飲みました、はい。
そして会場となったホテルにそのまま宿泊。
いいホテルなんだけど、部屋にウォシュッレットは欲しいよね。(笑)
一日目。
昨年落ちている人がほとんどいないのに、今年も結構集まりましたね。
毎年入社してくる人がそれなりに居るということかな。
秋田の講座でいつも思うのは、スーツ上着を着ていない人がいないということ。
気候の関係もあるだろうが、九州とは全然違います。
では二日間、しっかり勉強しましょう。
初日が終われば懇親会。
巣鴨にある葬祭の専門学校でお会いした方が複数いらした。
その学校で僕は葬儀司会しか教えてないから、
司会以外を教えていることにかなり驚かれたが…
その懇親会の席で、昔、面白い話を聞いた。
「GMT(地元)でも驚くような話はありませんか?」との問いに、
「納棺の時、口の中に梅干しを入れます」というのがあった。
「ん? どういうこと??」
よく聞いてみると、御爺ちゃんや御婆ちゃんが亡くなった時、
腐らないようにとの願いを込めて、梅干しを一粒、口に含ませるそうだ。
…素朴なその気持ちは理解できる…が、それにしても何か悲しい。
そんな話の後になんだけど、下の写真を見てください。
懇親会の料理ではなく、翌日の昼の料理です。
受講生全員でいただきましたが、豪華過ぎるよ~!
とても美味しくいただきました。
葬儀における東北の精進料理の価格の高さは凄いの一言。
秋田、岩手、青森は確実に高いし、量が尋常じゃない。
最低でも¥8.000からはザラで¥10.000は決して珍しくない。
引きものと合わせたら一人当たり¥15.000程度が主流だろうか。
葬儀の価格は、葬儀社に支払う「施行費用」、寺院支払う「寺院費用」、
そして会葬者の接待の掛かる「飲食・接待費用」の三つに分かれるが、
東北は「飲食・接待費用」にお金を惜しまない傾向にあるということでしょう。
講座は、適度に休息を入れながら二日間お疲れ様でございました。
またまた「こまち」に乗って岩手に向かいます。
(壇蜜も佐々木希もこれ食ってたのか)
秋田の皆様
「こえがったべ? まずねまれへ」
(お疲れ様でございました…多分、意訳)