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2013年09月09日

秋田・葬祭ディレクター技能審査受験対策 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

一週間の九州巡業の後、東北を巡る旅となる。
いや、自分自身を見つけ出す心の旅になるのかもしれない…
って、そんなわけないだろう!
ただ、少し涼しくなるかもしれないと思うだけで幸せな気分になった。
だって九州は無茶苦茶暑かったですから。


九州から帰宅した翌日「こまち」に乗る。
因みに「スーパーこまち」は五百円高い。(何のこっちゃ)
盛岡までは以外と早いのだが、そこから秋田までは近いようで遠いのだ。
厳密にいうと、秋田新幹線というのは新幹線ではない。
少しイライラする1時間40分。
漸く到着した秋田の駅には、竿灯祭りのレプリカが飾られ、
夏本番が近いことを知らせてくれる。
やはり涼しい、まだ梅雨も空けていないそうだ。

秋田の駅では何故か中華を食べた、これが思いの他、美味しかった。
まさか今日、夜の打ち合わせで中華に入るとは思わなかったが…ホント、タイミング悪。
昨年、イギリス・フランス視察旅行でご一緒した懐かしい仲間との再会…
その頃のように存分に飲みました、はい。
そして会場となったホテルにそのまま宿泊。
いいホテルなんだけど、部屋にウォシュッレットは欲しいよね。(笑)

一日目。
昨年落ちている人がほとんどいないのに、今年も結構集まりましたね。
毎年入社してくる人がそれなりに居るということかな。
秋田の講座でいつも思うのは、スーツ上着を着ていない人がいないということ。
気候の関係もあるだろうが、九州とは全然違います。
では二日間、しっかり勉強しましょう。

 

初日が終われば懇親会。
巣鴨にある葬祭の専門学校でお会いした方が複数いらした。
その学校で僕は葬儀司会しか教えてないから、
司会以外を教えていることにかなり驚かれたが…
その懇親会の席で、昔、面白い話を聞いた。
「GMT(地元)でも驚くような話はありませんか?」との問いに、
「納棺の時、口の中に梅干しを入れます」というのがあった。
「ん? どういうこと??」
よく聞いてみると、御爺ちゃんや御婆ちゃんが亡くなった時、
腐らないようにとの願いを込めて、梅干しを一粒、口に含ませるそうだ。
…素朴なその気持ちは理解できる…が、それにしても何か悲しい。

そんな話の後になんだけど、下の写真を見てください。

懇親会の料理ではなく、翌日の昼の料理です。
受講生全員でいただきましたが、豪華過ぎるよ~!
とても美味しくいただきました。
葬儀における東北の精進料理の価格の高さは凄いの一言。
秋田、岩手、青森は確実に高いし、量が尋常じゃない。
最低でも¥8.000からはザラで¥10.000は決して珍しくない。
引きものと合わせたら一人当たり¥15.000程度が主流だろうか。

 

葬儀の価格は、葬儀社に支払う「施行費用」、寺院支払う「寺院費用」、
そして会葬者の接待の掛かる「飲食・接待費用」の三つに分かれるが、
東北は「飲食・接待費用」にお金を惜しまない傾向にあるということでしょう。

講座は、適度に休息を入れながら二日間お疲れ様でございました。
またまた「こまち」に乗って岩手に向かいます。


(壇蜜も佐々木希もこれ食ってたのか)

秋田の皆様
「こえがったべ? まずねまれへ」
(お疲れ様でございました…多分、意訳)

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2013年09月09日 08:30

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