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2013年10月22日

宮城出張~「はっと」と出会う (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

昨夜の続き。
飲み放題コース…飲んだるわ、ウオーリャー!

今死んだ
(グビっ)
どこへも行かぬ
(グビ、グビっ)
ここにいる
(グビ、グビっ、グビっ)
たずねはするなよ
(グビっビっ、グビっ)
物は云わぬぞ 
(グビ、グビっ、ぷはー)
一休さん、ときたもんだっ!
(ヘロヘーロー)

何てな事を調べながら(グビっ)、
いや調べるふりをしながら、スマホ片手に一人酒を飲む(グビっ)。
周りは皆楽しそう…あれ、こんな時に限って「カニ」の食べ放題。
食うべきか、食わざるべきか…そこが問題だ。
持たないなあ…早飯にして部屋で飲もうっと。
その夜、ヤケ酒…かなり飲みました。(ウイーっス)

翌日、7時半出発…「あまちゃん」が見れませーん。
早いのは全然OKですが、キツイですねー。(夜BSで見ますけど)
この日の夕刻、私は仕事を終え使い慣れたビジネスホテルへ。
落ち着くんだなあ、これが。
今夜の晩飯は何と云ったって一人じゃありません、事務局の方とご一緒です。
ワイワイ言いながら飯を食う、何を食っても美味しいのよ。
部屋に戻ってBSで見る「あまちゃん」も面白いのさ。

更に翌日、この日も仕事が終わり東北の高速道路を北に向かった。
絞ったばかりの夕陽が歌のように紅くとても美しかった。
高速道路を降り、一般道をひた走る。
伊豆沼だの長沼だのと、やたらと「沼」の近くを通る。
何だか白鳥で有名な沼らしい。
おまけに人が乗れるくらいの大きなハスの葉でも有名らしい。
・・・ゴメン、全く知らんわ。
そういえば、沼と池の違いは何だ?(そこに食いつく?)
では、沼と池と湖まで入れて早速調べてみた。

池:地面にできたくぼみに水のたまったところ。普通、湖沼より小さいものをいう。
沼:一般に、水深5メートル以内の水域。水草が茂り、透明度が低い。
湖との区別は明確でない。
湖:周囲を陸地で囲まれたくぼ地で水をたたえた所。池や沼よりも大きく、
沿岸植物が 生育できない深い湖盆(5メートル以上)をもつもの。

ということで、一番小さいものが池で、水深5メートル以内のものが沼、
水深5メートル以上のものが湖ということになります。
さらに沼と湖の境目は明確ではないけれども、透明度が低いのが沼。
沿岸植物が生育できないような深い部分を持つものが湖といったところです。
いやあ、勉強になりました。
スマホは最高です。
因みに、FUNETシステムも大丈夫ですから(軽く宣伝しときました)。
話は更に飛びますが、11月6日・7日の綜合ユニコム様主催の事前レッスンの課題もOKです。
(これも軽く宣伝しときました)

今夜の晩飯は、この地域に住むS氏と共に。
「くんぺる」という名の地元食材を使った伝統料理、創作料理のお店です。
「くんぺる」とは東北の方言かと思いきや、ドイツ語で「仲間」という意味らしい。
またまたゴメン、話が飛びます。
我が家のアパート名はイリーデ1・イリーデ2・イリーデ3と分けてるんです。
井手がやってるからと思われているのですが本当は意味があります。
「虹」という意味なんです…誰も聞いてくないから自分でいいます。
(Irideとはイタリア語で「虹」)
そのことを「くんぺる」で思い出しました。

さて本日はどんな地元料理がでるのでしょう。
まずはビールで喉を潤し、地産地消で有名な地元野菜のサラダ類、ベーコン、
伊達の純粋赤豚のしゃぶしゃぶ、伊豆沼ハム・ソーセイジなど十分に堪能しました。

 

そして最後に…ん、なんじゃこれはっ?
これぞ「はっと」という郷土料理。
小麦粉に水を加えてよく練った生地を薄く引き延ばし、
茹で上げて汁物などに入れて食べるのだそうです。
その名の由来とは。
江戸時代、お百姓であっても米を口にすることは甚だ難しく、
その米の代用品として生まれたのが、この「はっと」です。
ところが「はっと」が流行ればお百姓は小麦作りに精を出し、
米作りが疎かになるのではと、この料理を食べることを禁止したそうです。
それ以来、「ご法度」=「はっと」と呼ばれるようになったとか。
お百姓の知恵と工夫が詰まった食文化だけど、悲しい話だ。
だけど考えようによっては、お百姓の「逞しさ」でもある。
「ご法度」になったからって「はっと」とそのまま呼ぶか。
中々図々しく、負けてはいない…逞しいの一言。

その夜、使い慣れたビジネスホテル?かな。
ちと遠い所まで来たので、まあ岩手県のすぐ近くなのかな。
ビジネスホテルのようなのだが、岩手が近いだけに「じぇじぇじぇ」という感じ。
何が「じぇじぇじぇ」かって、部屋に入って風呂から出て驚いた。
ドライヤーが無いのである。
こういうビジネスホテルもある…今は温かいからいいけど、冬は辛いぞ。

そして翌朝。
講師である私が最悪の髪型で登場したのである。
この先は、とてもじゃないが…書けない。
では。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2013年10月22日 08:38

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