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2013年12月05日

今どき神主さん?!その2(Nishida)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

息子の七五三の続き。
祝詞をあげるイケメン神主さんの声にうっとりしながらも
玉串奉奠を終え、一通り儀式が終わったところで、

「宝物って、どんな物かご存知ですか?」

突然の問いに、咄嗟に「大切なもの」と答えました。

神主さんから、「宝物」の由来についてお話がありました。
「昔、日本人にとって、お米が神に捧げるものとされる程
とても大切にされてきました。」

「宝物」の語源は、

田んぼからとれる物

田からとれる物

田から物

宝物

になったと言われているそうです。
つまりは、こういった昔ばなしや、人生の通過儀礼を子に、
そしてまた子に、ぜひとも伝えていって欲しいというお話でした。

考えてみれば、子供の時から初詣は神社に行くことが
当たり前だったし、子供ができたらお宮参りや七五三でこうして訪れる。
神社は私にとって意外と身近な存在でした。
「玉串料」や「初穂料」を収めることなんて人生に何度もないですから
私にとってもいい経験をすることが出来ました。
こうして親として子供に人生経験をさせてもらっているのですね。
遠い将来、自分に孫ができた時にはお祝い事に立ち会えたらいいな。

・・・にしてもあの神主さんに会える機会はもう無いかな~(;_;)


最後に、お礼の挨拶をしている時に、私の母が
「目が本当に素敵ですね~♡」とデレデレしている姿を見て、
イケメン神主に見るからに浮かれている祖母と、
内心浮かれていた自分がなんとも不謹慎で笑えてきます。

男児5歳。人生に一度しかない七五三を
楽しく無事終えられてホッとしています。


愛息子。これからも健やかな成長を楽しみにしてるよ。
不謹慎な母でごめん。(。-_-。)

<追記>

七五三についてウィキで調べてみると

11月15日は、子供成長を祝って神社・寺などに詣でる年中行事(神社庁より)。現在では全国で盛んに行われているが、元来は関東圏における地方風俗であった。現在は「七五三」という名称から、その年齢にやる同じ行事のように捕らえられ、そうなりつつあるが、実際には、それぞれの年齢で行う、別々の異なった行事であり、3つの子供の行事を、「七五三」と呼んだ為、本来の神事の内容が薄れ、同じ行事のように思われている。そのため、現在でも地方によって年齢や祝う内容が異なるが、発祥とされる関東地方では、以下のように考えられている。

 数え年3歳(満年齢2歳になる年)を「髪置きの儀」とし、男女とも行う。江戸時代は、3歳までは髪を剃る習慣があったため、それを終了する儀。

 数え年5歳(満年齢4歳になる年)を「袴儀」とし、男の子が行う。男子が袴を着用し始める儀。

 数え年7歳(満年齢6歳になる年)を「帯解きの儀」とし、女の子が行う。女子が幅の広い大人と同じ帯を結び始める儀。   

この儀は、京都、大阪でも行われるようになり、早期に全国に広まったとされる。江戸時代に始まった神事である為、旧暦の数え年で行うのが正式となる。 ただし、神事とは、感謝をささげ祝うことが大切であるため、現在では、時期にこだわりすぎず満年齢で行う場合も多い(どちらでもよい)。出雲大社に神が集まるとされる、神在月(他の地方では「神無月」)に、7+5+3=15で15日となり11月15日となったと言う説もあるが、実際には曖昧。現代でも、日付こだわらず感謝をささげる儀式であるため、11月15日という目安で、その頃、自由に行われている。このように、定義が画一化されていないため、地方によって祝う年齢も異なる。尚、上方発祥の習俗としては十三詣りがあり、これも徐々に全国に広がりつつある。


うーん、勉強になりました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2013年12月05日 08:30

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