どうして新年早々こんなに大人げないかと云いますと、
それは遡ること昨年の暮れ、（つい数日前ですが）
我が家の座敷犬の「サスケ」様がやらかしたのです。
私が年末にあげた食料の中に「乾燥剤」が混入していたにも関わらず、
勿論、私の眼にはそんな形跡は一個も見当たらなかったのですが、
飼い主の私を心の底から信用していたのか、この野郎は食ってしまったのです。
（サスケは雄でコーギー犬、ついでに馬鹿です）
そこから年末の慌ただしさは、高速回転でうねりだします。
その夜から全く食欲がなくなり、ダイエットでもしているのかと思う程食いません。
その内に、何度も続けて吐き出す始末。
これが明け方まで続いたかと思えば、
まるで教え込まれた芸のようにピクピク足が痙攣を起しはじめました。
「サスケが死んじゃう！」
我が家の大パニックです。
そこから年末の超忙しい時期に動物病院を探し回り、
1件目の病院はネットには「31日～1月3日迄」休診と書いてあったにも関わらず、
12月30日も休んでおりました。（病院の玄関に張り紙）
「ウッソー！」と思ったけれども、次へ行くしかありません。
殆どの動物病院が休診の状態で、漸く辿り着いた2件目の病院で診察。
「腸閉塞です、このままでは確実に死にます。
直ぐに開腹手術をしたら死ぬ確率はかなり低くなりますが、何とも言えません」
と言われたけれど、すぐに手術をしなければ…という思いでお願いしました。
ただ…総額25万と言われた…
25万も出して、結局死にました…では、
これは絶対に許さないぞと思いましたが、成功でした。
血統書付きの犬は弱い。
何かといえば、やれ不妊や喉の手術だの（これはサスケではないが）
アレルギーを持っているから高い餌しか食べられないだの…私には到底理解できません。
せめて今年のクリスマスは、サンタさんから「頭のいい犬」をもらいたい。
そのクリスマスまで、358イブでーす！
（アホか）
井手家、年の瀬に大出費の巻でした。
＜追伸＞
今年に入り、サスケが入院先から戻りました。
お腹に手術の跡が生々しく残り、20センチ位は開腹していました。
痛かっただろうに…でも、家に戻れて嬉しそうです。
バカ犬だけど、やはりカワイイです。
私がもう少し気を使っていればと、悔やまれます。
とても責任を感じました。
