裏庭担当の犬(クマ)が一番安上がりで、我々の残り物大好きケンだ。
(クマは、落ち着きが全くありません)
表の広い場所を担当している野性味たっぷりの犬(チロタ)は、
その見かけや性格に反してドッグフード派である。
(事情があって不在です)
1階にいる2匹(サスケとナルト)の内、フレンチブルのナルトは
本来ならドッグフード以外は食べさせられないのだが、
夜中(たまにだけど)、私が密かに人間のオカズを食べさせている。
我が家唯一のメスだけど、お蔭でやや太り気味である。
(外では1番人気です)
2階で預かっているのは、事務所にも通勤しているチワワ(テン)だ。
(テンです中々の芸達者です)
こいつが一番食わないが、それでも我が家は犬のエサ代だけでもバカにならない。
朝、外のサスケが鳴くとクマも鳴き、やがて家の中のサスケ、ナルト、テンと鳴く。
これは食事に限らず、訪問者がいれば必ずである。
泥棒なんか、絶対に入れないような環境だ。
そして隣に姪夫婦が越してきて、飼っているボクサー(ボス)も預かることがあるが、
そうすると6匹…博多の一口餃子じゃないけど「てんてこ舞い」になる。
年末に、私がサスケにやった僅かなエサに<たまたま>乾燥剤が入っていて、
一番高級なエサを食っているサスケが腸捻転になり開腹手術をした話を書いた。
年が改まり、痛々しい姿で帰ってきたサスケの姿に、さすがに猛反省。
腹の傷跡が悲し過ぎる。
サスケはアレルギー持ちの所為で、いつも自分だけ違うもの食べさせてもらい、
オマケに手術にまでお金を掛けさせて申し訳ない、と思っているのか知らないが、
どことなくショボンとされると、原因が私だけに心が痛む。
(サスケはきっと私が犯人とは思っていない)
実は、年末年始にもう一つ厄介な問題を抱えていた。
我が家の中では一番大きく、一番古くからいるチロタが、ご近所にまで迷惑を掛けた。
内容は相手もあるので伏せるが、チロタが悪い。
そして飼っている私が、一番いけないのだ。
そもそも「しつけ教育」がなっていない。
小さい時に十分「しつけ教育」をしてないから。
もうすっかり大人だが、今からでも遅くはない…と思いたい。
藁にも縋る思いで幾つか電話で問い合わせたら、
警察犬も訓練している某所が預かってくれるという。
勿論、どこまで出来るという保証もないが、教育は受けさせないといけない。
訓練所に連れて行くのに、車の後部に載せた(初めてだった)。
不安そうに鳴いていたっけ。
あれから数日。
今頃寂しがっているのではないだろうか?
お前の為だ。
頑張れチロタ!