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2014年01月29日

山形での司会研修を終えて (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

12月と1月、年を跨いで山形へ司会研修に伺った。
とても寒いこの時期、葬儀社にとって、つまりは繁忙期である。


(ホールどうしを結ぶ渡り廊下)

態々忙しいこの時期に司会研修を開催するには訳がある。
ある意味、開催しなければならないほどピンチだった。
緊急事態であったのだ。
どんな理由があれ、主力メンバーが抜けてしまうことがある。
長年育んで、培われてきた会社の方法論が突然通用しなくなれば慌てる。
乗り切るための選択肢は幾つかあるだろうが、その一つにシステムの変更。
今までの長所と短所を比較してみて、長所にばかり目が行っていたが、
この度の危機は短所がもたらしたものだから、そこを考えないといけない。


(雪が深い)

様々な変更が、恐らくは加えられるだろうが、
私が依頼されたのは司会が出来る人間を増やして欲しい、ということ。
原則、1級葬祭ディレクターの有資格者は全員が司会出来るように。
そして、司会がかなり巧く、技術的にもしっかりした人間を数名。

一般に、1級葬祭ディレクターの有資格者の内、
どれ程の割合で実際に司会をしているのだろうか。
元来の目的と資格制度(といっても認定だけど)には、若干のズレがあるのです。
それでも有資格者には教えていて手ごたえがありました。
但し、向き不向きもありますが…

社内全体のシステムを変更し、長い目で見てしっかりしたシステムを構築する際、
その時、多少の事には目をつぶって我慢できるかというのが大切です。
目先の事、細かい事にアタフタせず、将来像を見据えてステップを重ねる。
講師としての言い訳ではなく、まあどう捉えられても構いませんが、
私がお願いしたのは、大体このようなことでしょうか。

今のところ、頗る(すこぶる)順調です。
4月は、加藤も伺い接遇面での強化を図ります。
そして春を迎える頃、きっと宿題を完全コピーした皆様とお会いできるでしょう。
その頃には、雪もとけ始めて新システムが順調に育っているでしょう。

帰路の新幹線。
車中で「峠の釜めし弁当」にするか「牛肉どまん中」にするか迷いました。
結局これです。

<またまた宣伝します>
【名作BGM集】

【名作ナレーション集】

お蔭様で順調な売れ行きです。
ホームページから画像クリックで視聴できますよ。
是非、聴いてください。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2014年01月29日 08:19

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