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2014年02月07日

冬場は、テキスト作成と問題作りの準備 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

例年、冬はダイエットに忙しく、体力作りに励む日々。
それでも、ノンビリとではありますが、準備の時間に当てています。
その一つ。
葬祭ディレクター技能審査試験対策の問題ですが、
今年は、そこそこの難問を作成しなければと思っています。
(昨年が難しかったと聞いておりますので)
そして昨年入社のNと共に、問題作りに励んでいる所です。
ということで、今回は出来たての問題から10問をどうぞ。


4択問題です。
下の文を読んで空欄に最も適する番号を選びなさい。

(A)年、最澄、空海が入唐。この頃貴族、皇族の葬儀では死者の滅罪に効果があるとして
光明真言や法華経が読まれた。
1. A①759 ②804 ③863 ④869


1313年、(A)紹瑾が能登・永平寺を興す。曹洞宗の『(B)』では葬儀法について尊宿喪儀法、
亡僧喪儀法が確立。以降、在家喪儀法として亡僧喪儀法が適用される。
2. A①瑩山 ②栄西 ③道元 ④空也
3. B①道元清規 ②瑩山清規 ③栄西清規 ④曹洞清規


1939年、宗教団体法を制定。以降、一部の教団を除外し、宗教教団のほとんどは戦時合併し、
(A)し(B)へと至った。
4. A①宗旨合同 ②宗派合同 ③宗旨合併 ④宗派合併
5. B①鬼畜米英 ②一億総玉砕 ③戦時協同 ④戦争協力


太平洋戦争の後、戦死者に院号授与するよう(A)が仏教界へ働きかけた。
6. A①陸軍 ②海軍 ③空軍 ④大本営


1988年、一般日本人対象最初のエンバーミングが埼玉県で行われた。若林一美が「(A)」
(子どもを亡くした親の会)を結成。
7. A①さくらんぼの会 ②ちいさな風の会 ③灯の会 ④菜の花の会


古代の葬儀観において、死者の霊を慰めるために(A)を行ったのは、死霊は荒ぶるもので、
生きている者へ厄難をおよぼしかねないと考えられていたため、
その霊を鎮める必要があったからです。
8. A①歌舞 ②鎮魂 ③祭 ④行


日本において仏教寺院と民衆の関係は、(A)―檀家の関係で結ばれています。
元来「檀家」とは古代インド語のダーナパティの音写である(B)の略で、
寺、僧を供養する施主の意味であるとされます。寺院と檀家の関係を寺檀関係と称します。
9. A①本山 ②末寺 ③回向 ④檀那寺
10. B①壇蜜 ②檀越 ③旦那 ④旦凪

難しいでしょう。
それでは、答えをどうぞ。
7問正解で十分です。

解答
1. ②804
2. ①瑩山
3. ②瑩山清規
4. ②宗派合同
5. ④戦争協力
6. ①陸軍
7. ②ちいさな風の会
8. ①歌舞
9. ④檀那寺
10. ②檀越…壇蜜じゃなくて残念!!

全問正解者は凄いと思いますよ。
では。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2014年02月07日 08:30

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