それにしてもこの店で、かつては娘と夫婦に間違われてしまった。
当時の娘は小学4年生…考えられないよ…
とは言ったものの、実は45年前、まだ私の父が存命の頃、
同じような状況に出くわしたことがあった。
私の姉が結婚したばかりだったから、20歳か21歳、父は58歳ではなかったか。
生まれて初めて、旅館に泊まった時のこと。
メンバーは、父、姉、姉の子供(1歳)、私の4人だ。
夕食が済んで、皆で風呂を済ませた後に部屋に戻ったら…
何やら父と姉の布団だけがびっしりとくっ付いて、何か変?
部屋のライトが、当時の「8時だよ全員集合」の加藤ちゃんのネタみたいに、
真ピンクだったのには驚いた。
その後は、仲居さんの早とちりだったことが判明して大いに笑わせてもらったが、
私が娘と夫婦に間違えられたその時、忘れていたはずの遠い昔のあの時の光景が、
見事に甦って何だか恥ずかしいような気分に浸ったのは、この店だ。
その後、父は数カ月で亡くなっただけに、余計、感傷的な気分になる。
(ダイエット時の昼ごはん)
この店は、西田さんから教えてもらい、とても気に入っているお店である。
何を食べてもそれなりに美味いのだ。
結構連続して、嫌がられる位は通ったかな。
しかし、美味い物をいただけば、太るのは避けられない。
暫く、遠慮していたのだが、ダイエットにも拘らず久し振りに訪ねた。
これはあかん…いよいよだ、というべき時が来た。
さあ、ダイエットに取り組まなければ…体重を落とさなければ
血圧にも悪い影響がでるし、どんな屁理屈でもくっ付けて、
要するに体重を落とすのみなのである。
思えば、インドから戻ってキャピロバクターとの戦いの後、72キロまで体重が落ちた。
死ぬんじゃないか?…本気でそう思ったほど、体重の落ち方が凄かった。
治療の後、腸内の菌が入れ替わり新しくなるので…と医者に言われたが、
「今度の菌はいいなあ、便秘にもならないし、若い菌だからいいのかな」
と、初めは気楽に思っていたが、身体の太り具合がちと異常かな、とも思える。
そうこうしている内に、勿論食いすぎた私が一番いけないのだが。
そうして、これはあかん…いよいよだ、というべき時が来た。
さあ、ダイエットに取り組まなければ…体重を落とさなければ…
これでも、ダイエット中です。