そんな訳で今年の運動会は、我が家としてもやる気がでた。
普通はどこのお宅でも＜やる気＞が出るものだが、
里親が長いと運動会に限らずだが、何度でも繰り返しでるのでそうはいかない。
レジャーシートから椅子、シートの上で使うマクラ、
その他の運動会グッズを買い直し、本番当日も5時半に起床。
最高の場所を確保するために父は自転車を走らせた。
あまちゃんの主題歌が流れ、選手が胸を張って行進している。
いよいよ始まる。
太鼓の音が止まらない。
1年生～6年生までが整列し、最後に全ての動きが止まった。
選手宣誓だ。
昨夜。
「お父さん、私5年生だから決勝審判もやるんだよ！」
「おっ、そうか。その様子、ビデオに撮ってやろうか？」
「うん！わーい、やったね」
そうだった、そうだった、このラジオ体操が終われば、もう父の出番だ。
さあ、撮ってやろうかな。
あれ？
居ない…
どれだけ探しても見つからない。
その内ボケットの携帯が震えた。
ビートルズのメドレーが懐かしい。
家内からだ。
「…？」
日射病。
保健室にいた。
ガーン！！
日射病って、まだ9時30分だぞ、早すぎるだろ。
どうやら、昨日のリハーサルで、もうやられていたようだ。
こうしてお昼を待たずに運動会会場から早引きすることになるとは…
お弁当と子供を連れて帰宅。
トホホ…物凄い「思い出」を作りやがって。
(日射病→熱中症でした)
