三重県と云えば、私の中では教育県というイメージがあった。
あやふやな記憶では申し訳ないと思い調べてみた。
作を呑みながら、スマホを弄った。
以下のような記述を発見。
5年間の東大合格者数は平均3,034.40人で、高校3年生1000人あたり2.87人(0.287%)が東大に合格していることになる。高校3年生1000人あたり東大合格者数が最も多いのは東京都で10.52人。これは全国平均の3.7倍で、高3生の100人に1人が東大に合格している計算になる。2位以下は奈良県、兵庫県、神奈川県、兵庫県、鹿児島県と続いている。6位の富山県、7位の石川県、16位の福井県は東大合格者のほとんどを公立校出身者が占めており、公立校の健闘が光っている。
記憶は正しかった。
ホッとしたが、調査中に面白いデータも出てきた。
以下である。
都道府県別仏壇保有数のデータ
保有率が高かったのは、平均5.0％の保有率だった奈良県。
株式会社引越し侍は、同社が運営する引越し比較・予約サイト『引越し侍』の利用者へ実施したアンケート結果を元に、仏壇の保有率に関する調査結果を公開した。調査の結果、イメージ的に保有率が高そうな、日本を代表する古都の対照的な結果や、1位になった県にみられる意外な家財との関連性が明らかになった。
◆家族世帯のほうが圧倒的に保有率が高い
世帯別の平均保有率は、家族世帯が6.4％、単身者が1.7％と4倍程度の開きがみられた。全体の保有率の平均は3.3％となっており、単身者も含めて、引越し時の荷物には仏壇は無いという方が大部分という結果となった。
◆保有率の総合1位は奈良県に
最も保有率が高かったのは、平均5.0％の保有率だった奈良県。単身が2.7％で1位、家族では8.3％で2位と、世帯に関係なく高い数値となっている。2位には僅差の4.8％で和歌山県が続いた。こちらは家族が9.2％と1位だったが、単身が1.9%と低く、総合では2位と言う結果に。最下位は1.9％で島根県となっている。
ここから更に、仏壇とピアノという「耐久消費財」の保有率の関係について
やはり奈良県が全国１位だという。
◆ピアノと仏壇の保有率が1位の奈良県。その県民性とは？
今回の調査で1位に輝いた奈良県だが、以前行なった調査では、ピアノの保有率も1位となっている。一見何の関連性もない2つですが、奈良県の県民性に、それを結び付けるヒントが隠されている。奈良県は「耐久消費財」と言われる、長期間にわたって使用される比較的高額な商品の保有率が、とても高い県であるということ。伝統や旧跡が身近にあり、それを大切にする文化が根付いた結果、「良いものを長く使う」県民性が生まれたのかもしれない。
また、奈良が1位であることに対して、お隣で同じく日本を代表する古都である京都府は31位とずいぶんと順位に差がある結果となった。家族世帯のみで比較すると、奈良の2位に対して京都は6位と、そこまで差はないが、単身世帯が33位であったため、総合順位が下がっている。これは京都が、人口に対する学生の比率が最も高い「学生の街」であるため単身者の比率が高く、そちらの影響が強く出た結果と言えそうだ。どちらも文化、風土的には同じような古都でありながら、現代における特色の違いが、ギャップとなって表れている。
世帯における高齢者の割合や、高齢者のみの世帯割合との因果関係について調査したところ、これらと保有率には、因果関係は見られなかった。また、集合住宅と戸建住宅で、仏壇の保有率に差があるという別の調査結果があたったため、持ち家比率との因果関係も調査したが、こちらについても差は見られなかった。
全国的に保有率の低い単身世帯を除くと、
1位・・・和歌山県
2位・・・奈良県
3位・・・大阪府
と、TOP3を関西地方が独占する結果となっている。また、以下の上位を見てみても
5位・・・兵庫県
6位・・・京都府
と関西地方がランクイン。
関西全体が、奈良、京都といった古都からの文化的な影響を受けているのかもしれない。
仏壇の保有率とピアノの保有率との関係が面白い。
因みに、我が家には仏壇もピアノもあるが…我が家の県民性は
奈良ではなく埼玉でもない。
福岡だ。
では。
