そこで、「就活」ではなく「終活」でもなく、「涙活」である。
涙活(るいかつ)と読みます。
1か月に2~3分だけでも能動的に涙を流すことにより、心のデトックスを図る活動。
これは確かに健康に良さそうだ。
因みに、葬祭業界では「終活」は常識かもしれません。
しかし私は、何やら取っつきやすくて軽い言葉のような気がします。
「終活」って、打ち込んでも出ないと思います…勿論「涙活」も出ません。
それくらい珍しいということ。
涙活の話に戻りましょう。
涙には3つのタイプがあるそうです。
1.角膜を潤す、いわば潤滑油の役割を持つ基本的な涙。
2.反射的な涙、刺激物が入ったときに、それらを洗い流す役割。
3.神経伝達物質「ロイシンエンケファリン」を含むたんぱく質系ホルモンが分泌される、感情的な涙。
3が【涙は、人間の原初の言葉である】の由縁でしょう。
良くも悪くも、「涙は女の武器」などと言われていますが、ちょっと面白データを。
■人が一生で流す涙の量は、約65リットル
もちろん個人差、諸説あるが、人が一生で流す涙の量は約65リットルと言われている。
相当凄いよ。
■一粒の涙の量は、約0.2ml
もちろん個人差はあるが、一粒の涙の量は0.2mlと言われており、涙の成分は90%以上が水分。
その他ナトリウムやカリウム、カルシウムなどのミネラルとタンパク質などが含まれている。涙
は目の保護や、ゴミを洗い流すなどの重要な働きをしており、
涙は身体の排泄物の中で一番きれいな成分なのだ。
■人は一生のうち泣く時間は、1万2000時間(約16カ月)
英国のある母子向けサイトの調査によると、女性が78歳まで生きたとして、
一生のうちに泣く時間は、1万2000時間(約16カ月)になるという。
1年以上泣き続けていることになりますなあ。
■30分泣き続ければ、約150Kcal消費する
1分間に10回呼吸し、20回「え~んえ~ん」と泣き声を上げるとすると、
それを30分続ければ、約150Kcalを消費することになるという。
これで、心身ともにスッキリ??
涙活ダイエット…ってありでしょうか。
身近な「涙」も、数で見てみると意外と面白い!
是非、「涙活」も流行らせましょうか。