その背景にはいくつかの要素が考えられる。
昔とは比較にならないほど、葬祭業がスポットライトを浴びるようになり、
そのお蔭で、そもそもクオリティの高い人材の確保が可能になる、というのが大きい。
加えて、数をこなしたことによる影響で、教えることの下手な私が、
一日で上達させるコツをやっと掴んだというところか。
それらの相乗効果が相まって…いや、もう一つ言えば参加人数が少ないのも
(今回13名)一人あたりに掛ける時間が多く取れること、また参加者の半数以上が
実はFUNETの会員であることも多少は影響しているだろうし、以前、
参加された諸先輩が、それぞれの現場で癖のない司会をやられているのかもしれない。
いずれにしても、短時間で葬儀司会のスキル・ノウハウを学び、
(昔は、これを理解させるのに1日は必要だった)
加えて個別指導の実践にまで時間が割けるようになったのである。
この個別指導は、その後のCDを用いた学習に役立つようにと意識してコメントする。
つまり本日で「はい、終わり」ではないのだから、コメントが以前とはまるで違う。
正直、たったの1日だけでは物足りない、が講座に続きがあるというだけで、
勿論CDを教材とした無料講座の続きだけれども…更にレベルアップが望めるのだ。
これを意識しない手はない。
因みに、【ベーシック講座】で現在お渡ししているCDの中身は14トラック。
発声練習右脳・左脳、弔電4作品、ナレーション8作品である。
18年程続けている【ベーシック講座】の形がこうなるとは予想できなかった。
ネット学習(FUNET会員以外でも予習はやっていただきます)と教材CDを
本講座の前後に挟んでやるなんて…当時は思いつきもしなかったし、
現実的に不可能だった。(当時の私はパソコンが嫌いだったしね)
とまあ、現在このような状況だが、時代の変化に合わせると司会講座もこうなる。
さて、次回の開催は…11月だろうと思うが、
若い人に限らず、ベテラン担当者も是非どうぞ。