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2014年09月05日

東海地方での司会講習会・初級 (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

こちらの団体で、司会講習会を10年以上続けさせてもらっているが
この地方、司会は外注が普通である。
(因みに、接客業務も外注頼み)
この団体も自分たちが司会をすることは、稀である。

ここ数年、葬儀単価の下落に伴い司会の内制化(自賄)を進めることになった。
と、上層部は笛吹けど現場スタッフには…なかなか現実感が無いみたい。
しかし最近、この団体もやっと本気になり始めたか…と思う。

少し古株の葬儀スタッフは、嘗ての時代をよーく思い返して欲しい。
今までは外部に委託していた業務を…例えば

1.遺影写真
今でこそネットで簡単にできるが、その昔は地元の写真館にお願いしていたはず。
2.会葬礼状
仕事が発生する度に、礼状の印刷をお願いする会社が確かにあった、が今は内製化。
3.毛筆字の代筆(書道)
生花・花輪・大看板など、あらゆる代書をお願いしていたものだが…

これらの外部委託業者は、「クビ切り」に近い形で処分の対象になった。
どの業界もそうだが、必要性がなくなれば、そこに存在価値は認められない。

「葬祭業界は、簡単に馘首するよ。」
「今、危ないのは…そうやって考えてみれば…」
と、やったから大変だ。

 
(男性スタッフばかりです)

現実的に、女性の方に適正な仕事が多いし、また使い易いだろう。
(究極の)サービス業だから当たり前と云えばそうだが、
昔を知る人間からすると驚きだ。
でも、これが時代の求めるものならば、対応しなければならない。

単純に、1施行平均の単価が3万円下落したとすると、
年間1,000件施行すれば、3,000万円の減少だということ。
それで誰も首にならなくて安泰だと思える?
そしてこの傾向は、益々続くだろうと予想される。

やるしかないぞ、頑張れ!


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[ベーシック講座](第55回)
司会に隠された秘密のルールを解き明かします。
また、添付のお手本CDには、ナレーションが数作品入っておりますぞ。
その日にマスターできなくても、必ず上達できます。
つまり即効性のある<講座>です…お試しあれ!

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2014年09月05日 08:30

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