ここ数年、葬儀単価の下落に伴い司会の内制化(自賄)を進めることになった。
と、上層部は笛吹けど現場スタッフには…なかなか現実感が無いみたい。
しかし最近、この団体もやっと本気になり始めたか…と思う。
少し古株の葬儀スタッフは、嘗ての時代をよーく思い返して欲しい。
今までは外部に委託していた業務を…例えば
1.遺影写真
今でこそネットで簡単にできるが、その昔は地元の写真館にお願いしていたはず。
2.会葬礼状
仕事が発生する度に、礼状の印刷をお願いする会社が確かにあった、が今は内製化。
3.毛筆字の代筆(書道)
生花・花輪・大看板など、あらゆる代書をお願いしていたものだが…
これらの外部委託業者は、「クビ切り」に近い形で処分の対象になった。
どの業界もそうだが、必要性がなくなれば、そこに存在価値は認められない。
「葬祭業界は、簡単に馘首するよ。」
「今、危ないのは…そうやって考えてみれば…」
と、やったから大変だ。
(男性スタッフばかりです)
現実的に、女性の方に適正な仕事が多いし、また使い易いだろう。
(究極の)サービス業だから当たり前と云えばそうだが、
昔を知る人間からすると驚きだ。
でも、これが時代の求めるものならば、対応しなければならない。
単純に、1施行平均の単価が3万円下落したとすると、
年間1,000件施行すれば、3,000万円の減少だということ。
それで誰も首にならなくて安泰だと思える?
そしてこの傾向は、益々続くだろうと予想される。
やるしかないぞ、頑張れ!
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