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2014年11月21日

葬儀司会【表現&技術力】ブラッシュアップ講座を終えて (井手一男)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

綜合ユニコム様主催【次代の司会術・葬儀司会講座】のラインナップとしては今年最後。
1年間で合計6回の葬儀司会講座(フェア含む)である。
(夏は、葬祭ディレクター受験対策だからカウントしない)
17年間続けさせてもらっているが、年間を通して2ヶ月に1度の割合で開催している。
テキストの根幹はスタートした頃と一切変わらない。
しかし講座の中身は、その時代の要請に応じて変化した…つもりである。

 

そしてそれは…今思えば、大きな変化が二つある。
一つ目は10年以上前、メインテキストがWordからPowerPointに変わったことだ。
パソコンとは全く縁がなかった私が、FUNETシステムの開発により大変革が起こる。
その6~7時間程のPowerPointテキストは、当時相当重く、
テキスト作りに大きな負担が掛かるが、
その負担を差し引いても、今まで蓄積された利点は計り知れないくらい多い。
文系人間が、理系の産物だとばかり思っていたPCを、改めて見直したのだ。
あの時、私自身の変化が無ければ…どうなっていただろう。

 
(近年は、飯田橋が定番です)

二つ目は、5年ほど前からテキスト教材にお手本CDが付いた事である。
これは私の予想を遥かに超える大ヒットだ。
講座の参加者は、文句を言いつつお持ち帰りになる方もいるが、
彼らの実力を飛躍的にアップするポテンシャルを秘めている。
その効果が現れるのは、往々にして講座終了後だ。
そして、このお手本CDのお蔭で葬儀司会者の実力がメキメキ上がった。
勿論、そのことを肌で感じているのは、私ばかりではない。
単独で司会講座を開催する会社に於いては、教育担当者には露骨に伝わる。
「教材のお手本CD」誠に恐るべしである。

思えば過去にも、FUNET入会して相当上達した司会者たちが居た。
似たような環境を生み出しやすくなった現代のネット環境にも感謝したい。
今の時代、皆さんスマホだから。

  
(神楽坂で業者様と打ち合わせ…ご馳走になりました)

これからも変化する時代のニーズに応える形で
葬儀司会講座は開催されるべきであろう。
単に司会が巧くなるだけで十分だろうか?
司会講座に新たに組み込むべき素材はないだろうか?
司会の講座も、更なる一つ上のステップへ。
来年はリニューアルしていきましょう。
では。

来春は、3月9日.10日から司会講座スタート予定です。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2014年11月21日 08:30

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