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2014年12月17日

飯坂温泉に泊りました(加藤直美)

カテゴリー : MCエッセイ 七転八起

福島県で接遇研修会がありました。
会場の葬祭ホールに一番近い宿泊地が「飯坂温泉」と言うこともあり、事務局の方が宿をとってくださいました。
(私が温泉好きだということは、多分ご存じないはずです)

福島駅で新幹線を降りて、初めて乗る「福島交通飯坂線」のホームへと進みました。以前、香川県で乗った琴平電鉄のようなローカルな雰囲気です。同じホームには阿武隈急行線が入ってきます。間違えたら大変…。
私の好きな各駅停車で、飯坂温泉までは20分の旅でした。

  

飯坂は、東北を代表する温泉のひとつで、松尾芭蕉や正岡子規などの文人も訪れた名湯です。この日とっていただいたお宿は、温泉街の真ん中ほどにある「ほりえや旅館」です。木造3階建のすべてを階段でのぼります。館内は歩く度に床板がギシギシと響くので、そおっと歩きました。

宿に着いた私は、予定通りお湯めぐりに出かけました。
まずは、波来湯(はこゆ)です。元々は1200年の歴史がありますが、2011年に新しくリニューアルされました。屋根にやぐらが乗っている川沿いの建物で、エレベーターで地下まで降りて入ります。熱いお湯とぬるいお湯の二つがあって、かわりばんこに入りました。

  

次に、鯖湖湯(さばこゆ)にも行きました。飯坂温泉で一番古いお湯だそうです。元禄2年(1689年)に芭蕉もこのお湯に入ったそうです。建物の外側も素晴らしいですが、中はもっと素晴らしかったです。そしてナンと言っても飯坂温泉はお湯が熱い!鯖湖湯では「48度」を温度計がさしていました。とてもじゃないけど、真面目には入っていられません。水道からホースが伸びていて「薄めていいよ」と、近所の方が言ったので、思いっきり水を混ぜながら入りました。今まで入った温泉の中で一番熱いお湯でした。しかしお湯から出た後は、ポッポ、ポッポとあたたかくて、全身がほぐれたような気がしました。

 
(ほえりや旅館)

寝る前には、ほりえや旅館のお風呂にも入って、温泉三昧の幸せなひとときが過ぎて行きました。

投稿者 葬儀司会、葬儀接遇のMCプロデュース : 2014年12月17日 08:30

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