雑誌SPA!より。
「遺灰は、家から見える茅ヶ崎の海に撒いてほしい」
「葬式も墓もいらないから、この海へ骨を撒いて」と、ハワイに行くたびに口にする母
「死んだら甲子園のマウンドか、1塁ベンチ前に骨を撒いて」
「オレの遺灰は、○○城の天守閣から撒いてくれ」
「墓なんてバカバカしい、オレの骨は琵琶湖に撒いておけ。鱒がつついて食うから、鱒寿司が旨くなるぞ~」
こんなのは序の口で、もっと凄いのが以下。
母を溺愛していた父の遺言
「棺桶には、こっそりお母さんの下着を入れてくれ」
数年前に亡くなった父のために、もちろん母の目を盗んで入れてあげましたよ。
(笑)」(41歳・男・コンサル)
死んでもいいからタバコを吸わせろと言っていた父の希望が
「棺桶にハイライトを敷き詰めてくれ」でした。
実際に、別れ花と一緒に親族一同で敷き詰めました」
(39歳・女・建設)
「本間千代子という昔のアイドルのCDと一緒に墓に入りたいらしいです」
(33歳・男・設備)など、漂う男のロマンにニヤリとさせられる。
「愛猫のモモちゃんの骨を一緒に入れてね」
と母に言われましたが、先に入っている父は猫嫌いです」
(42歳・男・自由業)
母が「お葬式の読経は、○○寺の××さんがいいわ♪」と、
近所のお寺のイケメン坊さんを今から指名しています。
って、檀家さん無視!?」(36歳・女・化粧品)。
「祭壇は薔薇の花で埋め尽くしてね。そして香典返しはケチらないで!」など、
自身の葬式について語る元気な母です」
(32歳・女・アパレル)。
「折り合いの悪い親戚の○○おばさんは葬式に呼ばないでよ!」
とクギを刺されています」
(34歳・女・販売)
「70歳の母が指定した遺影は、50歳時のフォークダンスサークルの発表会写真。厚化粧にフリフリのワンピースでオカマにしか見えない…」
(37歳・女・WEB)
「母が『遺影は家族4人で写っているものがいい』
と言うのですが、それってアリなんですか!?
(40歳・男・歯科医)
更には、カミングアウト編。
「クローゼットの中のビーズの白いバッグの中…」と
ヘソクリの場所を伝えて亡くなった母。
この類は凄まじく…笑える。
「パパとは再婚なの」
「若い頃に整形しているの」
「本当は高校中退なの」
「私が死んだら、お父さんにバレないように…この人に連絡して」
「俺が死んだら、真っ先に携帯はトイレに流してくれ」
こんな本、一昔前だったら批判を浴びただろうな。
なんともカジュアルな感覚。
それにしても時代は、変わりましたね。