現在は継承供養を目的としない散骨や樹木葬などの自然葬が注目され始め、
禅宗と死生観が一致していることから寺が樹木葬を希望したそうです。
京都は墓の新設や増設が認められていないため、なるほどな~です。
半径1mに納まるようにツツジなどの灌木型の木で行う山里型墓地とは違い
芝生の墓苑を升目状に区切り1区画20cm×20cm(即宗院は25cm×25cm)
で納骨されます。二人利用(中が2段になっている)際の利用期間については、
例えば、夫が先に入り、妻が上に入った場合、
妻が33回忌を迎えるまで。場合によっては70年80年だって可能です。
参加者の中には実際に紹介されている寺院で樹木葬を希望していると言う方が居ました。
子供に面倒をかけず、友達と4人で入るのが希望なんどそうです。
そしてこの有名なお寺、お墓を購入するのに○百万~1千万程かかるというのだから、それに比べたらかなり安い。更にステータス付き。申し込みは関東の方も多いそうですよ。
こうした新たな埋葬の形が各地で急速に増えていくのだとしたら、
墓の需要はどう変化していくのでしょうか。
自分らしい葬送の形を計画する=終活が注目される中、葬式も墓の在り方も変わっていく。
今や葬儀は遺族が、というものより自身で納得のいく葬儀にするために終活や様々な知識が求められているのですね。
紹介された寺院はこちら。
非公開寺の貴重な映像なども
とても参考になりました。