上のチラシを見て下さい。
大徳寺、建仁寺、東福寺どれも臨済宗の本山である。
また、日本で最初に出来た樹木葬である「里山型墓地」があるのも
岩手県一関市にある臨済宗妙心寺派祥雲寺別院知勝院である。
なぜ、臨済宗が樹木葬に力を入れているのか。
その辺りの山崎様のご意見と、私自身が思う所は若干違うが、
ただ禅宗の死生観が、樹木葬の考え方にマッチしやすいのは事実だろう。
現在、お寺の数は約7万7千で、その内葬儀をやっている寺は7万強か…多過ぎる。
コンビニエンスストアは上位14チェーンで、合計約5万店舗。
そのコンビニでさえ潰れている所があるのに、お寺はもたない。
だからこそ、本山から率先して改革を進めているのだろう。
価格もかなり安い。
恐らく、相当売れるはずだ。
その価格、一つの例だが一人利用で50万円。二人利用の場合は70万円。
ご遺骨は晒し木綿に包む形で納骨され、自然に還るので改葬は出来ません。
期間は、没後三十三回忌まで。
宗旨・宗派・国籍は問いません。
年会費は、5千円。
しかし、春と夏の行われる合同法要祭は、臨済宗に則って行われます。
申し込みは、生前申込み、遺骨申込み、いずれもOK。
我が家は、みなし墓地が存在するのだが、それでも興味を惹かれた。
人は皆、色々と悩みを抱えているのだ。
お墓が存在することで、功罪相半ばするのは事実だから頭が痛いよ。
では。
<追記>
この日、弊社の有能なスタッフ西田と共に講座に参加したが、場所を間違えて右往左往。
二人とも埼玉の田舎者だから仕方がないにしても、「青南いきいきプラザ」が目的地…
だったのだが、どうしたわけか「南青山」という見慣れぬ大都会に舞い上がってしまったのか、
南青山の2丁目にある「青山いきいきプラザ」へ行ってしまい、
またそこが折しも青山墓地の目の前。お墓の講習だから間違いない、と思いきや、
やたらと年寄りの参加が多いし、セミナーという匂いがしなかった。
あれれ、おまけに該当する教室もない…となれば、「間違えた!」
「だから会社で印刷したコピーを忘れるなって、あれほど云ったじゃないかっ!」
「だって、社長が急がせるから」
「あんぽんたん、ボケっ、カスっ」とまあ喧嘩になりながらも、
右手に持ったiPhoneは直ぐに「青南いきいきプラザ」をネットで探し出し、
グーグルマップを開いて誘導、徒歩で5分…少し遅刻して漸く辿り着きました。
それにしても、「青南いきいきプラザ」と「青山いきいきプラザ」似てませんか?
罰ゲームかと思ったぜ。