各コースは以下。
専修課程
• 浄土真宗本願寺派の僧侶資格取得をめざす。
• 3年間で8教科22科目を履修
学習課程
• 浄土真宗、仏教の学習
• 3年間で5教科15科目を履修
入門課程
• 浄土真宗や仏教の初歩的な教えを学習
• 1年間
自分で云うのも照れくさいが、専修課程はそれなりである。
試験で落ちる人が続出するし、とうとうそのまま中退という課程を辿ることになる。
私も1年目は軽く通ったが、舐めて掛かった2年目は1科目赤点(追試はない)。
最終学年になれば、かなり厳しくなるのに、その上ひと科目多いのは困った。
結局、あっさりと卒業出来たが、最初50人在籍していたメンバーで、
3学年までいたのは10人、更に卒業できたのは6人だった。
専修課程は入学するのが小難しくて、卒業するのも面倒だった。
そして僧侶になっているのは3名…そんなものだ。
ではクイズ。
(出典 クイズ浄土真宗参照)
質問1
他力本願の本来の意味は?
1. 人の力をあてにすること。
2. 阿弥陀仏の大悲のはたらき。
3. 運を天に任せて祈ること。
答え
…
…
…
2番です。
「他力」と云うのは、「他人まかせ」ではありません。
「自力」に対する「他力」なのですが、「自力」とは、「自分の力」というより、
「自分の力への執らわれ」を意味します。
浄土真宗は、この限りある自力への執らわれを離れ、
限りなき阿弥陀の力(はたらき)にゆだねてこそ、絶対安心の境地に至るのです。
これを「他力」と呼びます。
「他力というは、如来の本願力なり」です。
質問2
阿弥陀仏の前身である菩薩の名前は?
1. 法蔵菩薩。
2. 観音菩薩。
3. 弥勒菩薩。
答え
…
…
…
1番です。
阿弥陀如来=阿弥陀仏。つまり「如来」という位=「仏」なのです。
そしてその前が「菩薩」という位なわけでして…宗派により微妙に異なります。
正信偈にも出てくるように「法蔵菩薩」が正解なのですが、
法蔵菩薩の時にリーチが掛かって、ついに上がった、ということかな。
(恐らく、怒られます)
質問3
以下の中で、仏教にないものはどれでしょう?
1. 諸行無常
2. 諸法無我
3. 霊魂不滅
答え
…
…
…
3番です。
諸行無常…全ての存在は常に刻々と変化している。
諸法無我…諸行無常を展開すると、固定的な「我」というものは何処にもありません。
そして、執着を離れ、あるがままとなった時の心が「涅槃寂静」です。
肉体から遊離して、霊魂は有り続ける、というような「霊魂不滅」の捉え方は
仏教にはありません。
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