さて、「おみくじ」の順番には諸説あり、どれが正しいのか分からない。
自分ではこれが正しいと思っていても、友人と照らし合わせてみると
その意外な答えに戸惑う。一体、どの順番が正しいのか。
特に意見が分かれるのは、吉や小吉や中吉や末吉のあたりで、この順番が、
中吉・吉・小吉・末吉
中吉・吉・末吉・小吉
吉・中吉・小吉・末吉
さて、正しいのはどれ?
神社本庁のホームページに記載されているようだから、これを基準にした方が良い。
答えは、吉・中吉・小吉・末吉だという。
大吉・吉・中吉・小吉・末吉・凶…これが正しいおみくじの並び順。
しかし神社によっては、半吉や大凶といったバリエーションを増やしていて、
年始から一喜一憂、盛り上がる事この上ない。
サービス精神なのだろうか?
葬儀を見ていると、確実に無宗教の方が増えているが、おみくじは引くのだろう。
神社では、学業成就や安産祈願の絵馬が絶えないし、結婚式も同じ。
ところが葬儀の時の仏教だけが、庶民の感覚から、
また時代からも見捨てられているよう。
因みに、神社で「おみくじは買う」というのは間違いだ。
神社側からすれば、授与品となるので
「購入」ではなく「納める」ということになるらしい。
…というのは、あくまでも理屈である。
実際には、製造業者から納品され、それを販売する製品に変わりはない。
だからこそ、サービス精神が働くのだろう。
ところが変人の私は、ご利益を買う…というような発想があまり好きではなく、
しかしそれでも、何だか気分が悪いので近い内にお参りに行ってきます。
庶民の細やかな気持ちの問題だよね。
では。
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